風水が教える開運バスタイムを2回に分けてお話しましょう。
冷えは、万病の元です。寒い冬場は、お家のなかの温度差が少ないように温度管理をしっかりし、過ごしやすい空間づくりを心掛けましょう。
そこでもっとも大切なのが浴室と脱衣場の温度差です。
また、夏場は暑いからといって、冷たい飲み物や食べ物ばかりを選んでいたり冷房のきいた部屋から動かないこともよくありません。
体を中からしっかりと温めることが「健康」と「開運」の秘訣でもあるのです。
今回は体温管理の大切さを踏まえ、入浴に関する風水をご紹介します。
体温と開運力は比例する
体温と氣の流れは関係しています。例えば、物事がうまくいっている時、良いことが起こっている時、毎日が楽しく感じられる時、人間の身体は温まっています。体温が36.5℃の時、血液は滞りなく全身を巡っている状態となり、氣の流れも良く、氣がうまく流れることで良い運がやってくるのです。つまり氣の流れと体温や血流は比例していると言えるのです。
逆に、いつも不運な人々の身体は冷たいものです。血液の巡りが良くないときに、身体には様々な症状が現れます。それを改善しないまま放置すれば、心身はやがて病気を発症し、人生そのものも幸福感が得られなくなってしまうのです。体温が低い人の多くは、気力が湧いてこない殺風景な家に住み、否定的な考え方をして、ついには不運を背負い込んでしまうというパターンになっています。
私達は不運がやって来たとき、必ず身体に冷気を感じます。運を味方につけるためにも、夏であっても冷たい食べ物を極力避け、住まいを暖かくやさしい印象に整えましょう。
身体が冷えていると、良い運氣が一時的に来ても、その氣を心身に留めることができないのです。開運力が高まっているとき、どんな人も血流が良く、身体が温まってくるのを感じることができるでしょう。
低体温の原因は様々
もしあなたの体温が36.5℃よりも低い場合、以下の事柄によって低体温になっている可能性があります。
チェックしてみましょう。
- 1. 運動不足である。
- 2. 冷房の強い場所によく行く。
- 3. 入浴をシャワーだけで済ます。
- 4. 頭を使って考える習慣がない。(脳の血流が悪くなる)
- 5. 朝食を抜いたり、食べ過ぎたりと食生活が乱れている。
- 6. 冷たい物や甘い物をよく食べる。
- 7. 白や寒色系の色がよく目に入る環境である。
- 8. 足が冷たい床に接している。
上記のどれが自分の低体温の原因か確認し、積極的にそれらを改善してみましょう。
次に、体温を上げる方法をご紹介します。
夏場にも入浴の習慣を
体温を上げる方法としては
- ①体温を上げる食べ物で、体中から温める。
- ②運動をすることで、体中から熱を生み出す。
- ③入浴やサウナなどで、体外から温める。
の3つがあります。この中でも、入浴のように外から温める方法は簡単かつ効果的なので続けやすいでしょう。38~40℃のぬるめのお湯に浸かることで、ストレスを取り除き、リラックスする効果があります。血行促進だけでなく、良い睡眠を得られ自律神経(体内の機能を調節する)の働きが高まります。
暑いのに湯船にじっと浸かるのは嫌だという方は、みぞおちの高さまでお湯につかる半身浴でもよいので、
夏でも入浴を習慣にしてみてください。シャワーだけではお湯のかかっているところしか温まらず、全身の血行促進には効果がありません。
また、シャワーを15分間使用すると、浴槽約一杯分の水と同じ量を使うことになるそうです。
水を大切に使うという観点からも、お湯をためての入浴のほうが良さそうですね。