どなたのお宅でもすぐ始められる、
小さなリフォームの第一歩はお掃除です。
第一回は『風水環境科学』から見た、お掃除のポイントを公開します。
「整理、整頓、清潔」は、口にすると簡単な言葉ですが
「場」と「氣」を整えるための基本中の基本であり、
『風水』の入り口なのです。
不要物を整理して、爽快感を体感しましょう。
部屋を見渡してみてください。
今の生活に必要なく、これからも使いそうにない物はありませんか?
まずはそれらの整理から始めましょう!
「整理」とは「無駄なもの、不要なものを処分する」という意味です。
不要な物を処分し、家の中をスッキリさせるだけでも心の変化は十分に味わうことができます。物を減らし、部屋を整えたときの爽快さを何度も何度も体験することで、体がその心地よさを覚えます。
やがては、体が進んで片づけるという行動を起こすようになるのです。
「場」と「心」は密につながっています。
「スッキリした」「気持ちいい」という言葉が自然と出てきたとき、心の中までも片づけられているでしょう。
整頓された状況から始めることがとても大切です。
何か作業をするときに「片づけること」から始めていませんか?
整頓とは「使い易いようにあるルールの元に整える」という意味です。
例えば・・・
・食器を洗ってから料理に取りかかる
・書斎を整理してから読書をする
・外出する前に掃除をする
・机の上を片づけてから勉強する
・書類を片づけてから仕事をはじめる
外出先から戻ったとき、物が散乱したままの部屋に迎えられるとうんざりしますがきちんと整った部屋に迎えられると気分がよく「さあ、これから何をしようか」と意欲的になり、空間の氣の流れだけでなく、心の流れもよくなります。そうなるとさらに意識は先に進み、淀みがない状態の中で次なる新しい行動を、起こしたくなります。
大掃除や模様替えなど・・・活動的になり、可能性はどんどん広がるでしょう。
憧れの住まいを体感しましょう!
たとえ掃除が行き届いても、毎日同じ家の中で行動していると、それが当たり前になり、もっとこうだったらいいなという住居に対する理想を忘れてしまいます。
やがてはマンネリの脳が作られてしまい、知らず知らずのうちに次の世代に受け継がれていくのです。変化に無関心な習慣を断ち切るため、自分の住まいとは全く違う空間に身を置いてみましょう。
・居心地のよいホテルやレストラン
・こんな家に住みたいと思えるようなモデルルーム
そこにある色、形をよく観察することで「我が家の改革」がだんだん身近になってきます。
また、「素晴らしい」「美しい」という感動は、効果的なショック療法となり、脳の記憶システムの中に組み込まれ、素晴らしい行動を起こせるようにあなた自身を変化させるのです。