風水ではキッチン・ダイニングは、その家の健康と団らんの
象徴です。
そして、人は食事からさまざまな活動をするためのエネルギーを摂り入れています。
もし、その食事に今まで以上に良い氣がこめられたなら毎日をより
豊かに、より健やかに過ごせることは間違いありません。
元気で健康な心と身体になれる、食卓にまつわる風水をご紹介いたします。
ダイニングの風水が家庭円満の秘訣
ダイニングの風水が整っていると、家族仲、愛情、親子関係、体力、感情面にとても良い影響が得られます。テーブルやインテリアは、食事が楽しくできるような色彩、デザインを選びましょう。心地良い家具や絵は、そこに良い氣を呼ぶことができます。色は基本的に温かみのある赤やオレンジ色が食欲を促進させます。ナチュラルな木の色や質感もキッチンの場を整えるのでよいですね。黒やグレーのコーディネイトは、無機質な食事になってしまうので避けてください。
照明もとても重要で、明るすぎても落ち着かず、暗すぎても重苦しくなってしまい、消化吸収に良くありません。料理がおいしそうに感じる電球色のあたたかい照明が理想的です。
テーブルはまるい形や楕円形だと親子が円満で食事が楽しく会話も弾みます。
まるいテーブルは席順の上下関係があいまいなのでフラットで和やかな場をつくりだすことができるのです。
また、まるいテーブルは対面にならないのでリラックスして会話ができるでしょう。
こんな食卓にはご注意!
ダイニングに殺氣を放つ物を置くと、せっかくの食事が台無しになってしまいます。殺氣を放つ物がない方が良いのは、どこの部屋についても同じですが、ダイニングルームではとくに重要です。
なぜなら、私たちは食事をすることで、食事をする場にある一切の「氣」を口から体内に取り込んでしまうからです。
たとえば、ドライフラワーやアンティークの置物などが置いてあると食欲を奪ってしまいます。死んだ「氣」や前の持ち主の「氣」がそこから放たれているからです。また、殺氣と言わないまでも、刺激の強い色彩でデザインされているものや、感情を高ぶらせるような写真や絵は、ダイニングルームには置かないことです。ダイニングルームやリビングルームに置く家具や絵は、明るく楽しい感じのものを選ぶようにしましょう。
私たちは、食事のとき、食べ物だけを口にしているのではなく、
周囲にあるものの影響を受けながら、すべての「氣」を口にしているのです。
また、音がないとさびしいと感じるようでしたら、明るい旋律の音楽をかけるのが良いでしょう。このとき、速すぎるテンポだと気持ちが高揚して食べ過ぎにつながることもありますので、ゆったりしたテンポの音楽がお勧めです。